例会日記   創立以来福井代表が欠かさず発行している会報から一部を抜粋しています(2005年1月〜2005年6月)


2005年6月25日  No.782
  ビギナーのみなさァーン!<呼びかけ.1>
  7月30日(土)、祝賀会デス
 4月から始まったビギナー・クラスも今日で3ヶ月となり、講習もほとんど終ったようなものです。来月は5回の例会を予定しておりますが、2回で残りを講習して、あとは総復習の例会となります。そこで高齢の「ビギナークラス修了祝賀会(兼・アニバ反省会)を7月最後の土曜日に開きます。この日、例会は午後2時から視聴覚室で行い、そのあと祝賀会を午後5時30分頃から、2階の集会室で行います。会員手作りの料理と買い込んだ食べ物・飲物でのささやかな宴席となるのですが、4ヶ月の受講に対する感謝と慰労の会ですので、今のうちから日程を調整して、是非参加してください。また、この日、皆さんにベイシック・レベルを修了した証書(ディプロマ)をお渡しする予定で、学校にたとえると「卒業式」の日とも言える大切な日です。粗酒粗肴の席ですが、会員一同心から皆さんのご苦労に拍手を送り、ビギナークラスの修了を祝う席にするつもりですので、お楽しみに!勿論、参加料不要!
(区民センターは飲酒厳禁の為、祝賀会は別に設けることに!)


2005年6月18日  No.781
  スクエアダンスへの疑問....??....(7)
  どうして手を取り合うの
 ビギナーの皆さんはすでに気付いていると思いますが、スクエアダンスを踊っている時は、動作が終る毎に、隣りの人と(逆向きでも)手を取り合うのです。どうしてか分りますか?建前や精神論で言うと、「仲間意識の確認」がその理由となるでしょう。日本の民踊は、輪踊りがほとんどですが、隣りの人と手を取り合うことのない”一人踊り”、で前の人の背中を見ながら踊り続けますヨネ!間もなく盆踊りの季節で日本の各地の盆踊り会場に多くの輪ができるのでしょうが、どんなに多くの人が輪の中に居ても、踊りそのものは”一人踊り”で、自己満足的なもので、仲間意識とか共同作業意識は希薄になっているはずです。このことを逆に言うと、一人が間違っても他の人には何の影響も与えない踊りなのです。これに対して、スクエアダンスでは、このダンスを知らない人が1人でもセットに居るとそのセットは必ず壊れることから分るように、8人の共同作業で踊り続けるのです。「我々8人は一緒に踊るンダ!」の気持ちの表れが、手を取り合うことだと言えるでしょう。しかし本音と実際論から言うと、「セットを壊さないため」が大きな理由です。手を取り合うことで、体型と方向が確認できますし、手にちょっと力を入れると動作がスムーズに行なえたり、間違えそうな人をリードもできるのです。”小粒ながら万能薬”と言える程の力を持っているのです。もし、この効能に疑いを持つなら、試しに手を使わずに踊ってみてることです。ビギナーの方も今日で10回目。いくらか余裕もできているのでは?手にも気使って!!


2005年6月11日  No.780
  スクエアダンスへの疑問........??(6)
  どうしてコーラーが?
 これもやはり、母国のアメリカで生まれたものですが、いつどこでコーラーが生まれたかの正確な記録は残っていないようです。17世紀頃、現在のケンタッキー州の山岳地帯に移住していた農民の間で広まっていた司会形式の踊りが、コーラーの始まりだと言われています。初期の頃には、司会者は踊が始まる前に、踊りの順番をあらかじめ大声で知らせる程度だったのですが、踊りが少しずつ複雑になったり、物語的要素を含んだものになって来ると、踊りと平行してその順番や物語の内容をダンサーに早口でペラペラと伝える役割を持つようになったようです。この司会者がスクエアダンスのコーラーとして定着し、人々もコールの重要性とコールによるダンスの面白さを認識するようになり、スクエアダンスの発展と共に、コーラーの存在は不可欠なものとなっています。フォークダンス、日本民謡、日舞、RD等、ほとんどの踊りは狂句が持っている順番に従って踊るのですが、スクエアダンスは、コーラーが次々と頭の中で創り出す順番で踊ることになります。従って、他のダンスでは味わえないスピード・スリル・サスペンスを感じつつ、8人の細かな助け合いも生かして、ダンスを楽しめるのです。


2005年6月4日  No.779
  スクエアダンスへの疑問........??(5)
  どうして8人?
 社交ダンス、フォーク・ダンス、日民、日舞、ラウンド・ダンス、ジャズ・ダンス、タップ・ダンス、フラメンコ、フラダンス....等々の多くのダンスの中で、スクエアダンスが他のダンスと歴然と異なっている点は、常に8人1組で踊ることです。では、どうしてこうなったのでしょう?それは、スクエアダンスの”母国”、アメリカの歴史と深い関係があります。約300年前から、主にヨーロッパからの大量の移民が新大陸に定住することで、成立したのがアメリカです。当然、初期の移民は故国の文化や風習を新大陸へ持ち込み、それらを次世代へ引き継いだはずです。ダンスの分野では、スコットランドを中心として踊られていたコントラダンス(偶数のダンサーが向き合った2列のライン体型を基本とする踊り)とヨーロッパの宮殿で男女4人が1組となって踊られていたカドリールが混り合って、時代と共に現在のスクエアダンスへと発展してきたのです。古い伝統に束縛されない進展地での生活習慣や夫婦単位の家族制度や開拓には欠せない仲間意識などが、ヨーロッパの踊りを、自分たちに適した踊りに進化・発展させ、8人(4組)ワン・セットのスクエアダンスを創り出した、とも言えるでしょう。そして、第2次世界大戦後、音響機材とレコードの普及と共に、地域差が解消され、新しいコール(動作)も加えられるのですが、8人で踊るという基本はくずれずに、現在に至っています。


2005年5月28日  No.778
  来年5月のアニバーサリーのゲスト・コーラー.............
  鎌倉ビーチ・アンド・スターズ 田島 治さんに決定!
 3月19日(土)の役員会では、ビギナー・クラスの実施内容と17周年アニバの準備について主に話し合ったのですが、この他にも「そろそろ来年のアニバのゲストを決めておいては....」と候補を挙げておくことにしました。創立17年にもなると、日本のトップ・コーラーのほとんどが一度はウエスタンに来たことのある人ばかりで、唯一例外でしかもアドバンスのコールも出来るコーラーは鎌倉の田島さんだけでは、との結論になりました。ところが鎌倉・ビーチ・アンド・スターズのアニバは毎年ウエスタンと同じ5月の第2日曜と決まっていて、10年程前に、これを理由に断られたこともあったのです。それでも”ダメ・モト”で打診の手紙を送ったところ、「来年は、地区のFD創立50周年大会が第2土・日に入ったため、私達のアニバは4月にくり上げて行う予定ですので、来年5月13、14日(土・日)はそちらに行けます。」とのラッキーな返事をもらいましたので、来ていただくことに決めました。田島さんと言えば、創立56周年の古さを誇り、160名もの会員を擁するクラブのチーフ・コーラーであり、全国各地のパーティにゲストとして招かれ、ダンサーを楽しませるノウ・ハウを知りつくした正にトップ・コーラーですし、シンギングのうまさでも定評のあるコーラーですので、来年もダンスが楽しくなりそうですよ!さて、もう一人のコーラーを誰に???


2005年5月21日  No.777
  今年のアニバも大成功でした!!
  皆で良い仕事をしたネ!
 先週土日のアニバも盛会のうちに終りました。参加者の多くが、「楽しかった!」「面白かった!」「良かった!」「さすがウエスタン!」「ご苦労さまでした!」等のコメントを述べてくれました。満足して帰路についたことでしょう。或るダンサーなどは、わざわざお礼の電話を福井宅にかけて、「同じMSのパーティなのに、自分たちのパーティは何故ウエスタンのように盛り上がらないのだろう?プログラムの組み方、ゲスト・コーラー、会員の協力体制など、今後ウエスタンのアニバを参考に検討しなくては....等と友人と話ながら帰ったんですヨ!」と興奮さめやらぬ様子で話してくれました。今回のアニバは道内の諸々のパーティに大きなインパクトを与える程の大成功だった、と言えると思います。中でも圧巻だったのは、「パニエ・ショー」でしょう!出演した人は、自分達のステージを見れないのですが、客席でみていると、華やかな場面が次々と変り、最後には出演者が全員出てグランド・フィナーレを飾る様子など、絶対に他のクラブでは出来ない素晴しい”もてなし”でした。見ている人も、ついつい前へ移動したり、”おひねり”を投げる気持ちになるのも当然でしたヨ!パニエ・ショーに限らず、ウエスタン会員の1人1人がよく回る”歯車”なり切って、2日間のパーティを成功に導いたと言えるでしょう。本当にご苦労様!!


2005年5月7日  No.776
  17才の「誕生パーティ」、いよいよ来週に!
  もてなしの心を忘れずに
 早いものですネ、クラブの最大行事であるアニバ(創立記念パーティ)も来週に迫りました。参加者がさらに4名増えて、204名となり、単一クラブ主催の宿泊パーティ参加数としては、2年前のウエスタン15周年の約250名(内・宿泊124名)に次いで、道内で2番目の記録となります。約2割の人が休憩・見学そして裏方の仕事などでセットに入らないとしても、常時15〜18セット(アドバンス会場4〜5セット?)が踊っていることになりそうです。多くのダンサー、これに相応しい広さの立派なダンス会場、力量あるゲスト・コーラー、もうこれだけで、アニバは成功裡に終われそうですネ!


2005年4月30日  No.775
  スクエアダンスへの疑問........??(4)
  どうして英語で?
 受講生の皆さん、講習回数も多くなるにつれて、覚えるコール(動作)も多くなり、ちょっとキツくなって来たのでは?!
 聞き慣れない英語を聞いて、その意味を理解し、すぐに動作に移らなければならないのですから、大変な思いをして受講されていることでしょう。「英語はもともと苦手で...」「高校卒業後、何十年も英語なんて...」「日本語のコールならすぐ分るのに...」等と思っている人もいるでしょう。しかしこのダンスの指示は英語で行われるのです!その理由は、1:スクエアダンスの母国がアメリカだから、2:日本語に訳しずらい(元来日本になかったもので翻訳したとしてもオカシな日本語になる)から、3:なが年アメリカで使われてきたコールは、2拍子のテンポの音楽に合うような言葉になってしまっているから、4:世界中どこの国に行っても共通語の英語なら、このダンスを楽しめるから....等が挙げられます。アメリカ生れの”野球”も、今ではすっかり日本に定着して、「ファースト、セカンド、サード、アウト、セーフ、ストライク、ボール....」等が何の抵抗もなく受け入れられているように、スクエアダンスのコールも、単なる記号だと思って、何度も聞いて慣れてしまうしかないのです。「アレマンド・レフト」と聞いたら、コーナーに向かって、左腕がスィーーーっと伸びるように何度も繰返すのです!
 さ、今日もPractice Makes Perfect 習うより慣れよ!


2005年4月23日  No.774
  スクエアダンスへの疑問........??(3)
  北海道で踊っている?
 先週の会報で、たかだか50年の歴史なので有名なダンスではない、と書きましたが、わずか10数年間前に始まった「よさこいソーラン」は今では”全国区”なみの有名なダンスに急成長しました。「よさこいのチームに入って練習しています」と言うと聞こえがいいのですが、「趣味はスクエアダンスです」と言うと、「何、それ?」とけげんな顔をされるのでは?!「友人・知人に話すのもちょっと恥ずかしい。道内で、このダンス、どうなの?」との疑問も生まれて来そうですネ。日本SD協会の北海道支部に今年度会員登録した人数は875名でしたが、これも北海道の総人口540万人に較べると微々たるものです。それでも15年前の4倍、10年前の2倍に増えていますし、クラブ数も道内各地に40も在るのです。札幌とその近郊に多いのですが、釧路、帯広、北見、旭川、美唄、岩見沢、苫小牧、函館などの都市にも愛好者がいるのです。年1回道大会(ジャンボリー)も開催されています。来年は美唄ですので、ビギナーの方も!!


2005年4月16日  No.773
  スクエアダンスへの疑問........?!?!(2)
  あまり有名じゃないよネ!
 そうなんです。ほとんど知られていないダンスなのです。フォーク・ダンス、社交ダンス、日本民謡、タップ・ダンス、フラ・ダンス、日舞、フラメンコ、ジャズ・ダンス、バレー、よさこいソーラン....等のダンスの名前を聞くと、ほとんどの人はどんな踊りか想像できるはずですが、スクエアダンスと聞いて、どんな踊りか分る人は100人に1人も居ないでしょう。ほとんどの人は、「何、それ?」と答えるはずです。先週の会報で、日本でも1万人以上の愛好者が「日本SD協会」に登録している、と書きましたが、1億2千万の総人口のわずか0.01%に過ぎません。まだまだ無名のダンスなのです。この理由は、まず、歴史が浅いこと(日本ではせいぜい50年)、コールが英語ですし本当に楽しめるには、1年以上かかる、等のとっ付きづらさ、そして、「自分達だけが楽しければ良い!」との過去の愛好者の消極的な態度、等が挙げられます。しかし、10年程前から、組織的にSDの普及と発展に努力するようになり、本場のアメリカとは逆に、年々会員が増えてきています。さらに、社会的認知を求めて、組織を「社団法人」とするよう文部科学省に働きかけています。やがて数年のうちに、少しは”有名なダンス”になることでしょうが、ビギナーの皆さんもその先駆者となるよう、頑張ってくださいネ!


2005年4月9日  No.772
  スクエアダンスへの疑問........??!!(1)
  これって、どこの踊り?
 アメリカ合衆国で生れ、成長したのですから、「アメリカの踊り」といえます。数百年前からアメリカに移民してきたヨーロッパ人は、各集落で、古里のフォークダンスを踊り続けていたのですが、交通手段の発展と共に相互に影響し合って、8人でワン・セットとなり、動作を指示するコーラーが1人いるという現在の形に進化してきたのです、さらに第ニ次世界大戦後の音響機材(スピーカー・アンプ・マイク・プレーヤー・レコード等)の発展がこのダンスを爆発的にアメリカ国内に広めました。また地域毎で踊られたコール(動作)のバラつきも統一されて、同じレベルならどこに行っても踊れるようになったのです。これらのことは、アメリカ国内だけでなく、世界中に広まるのにも役立ちました。現在では、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド等の英語圏の国々だけでなく、ドイツ、オランダ、スウェーデン、フィリッピン、台湾、そして日本でも踊られています。この意味では「世界の踊り」とも言えるでしょう。日本では1万人以上の人が「日本スクエアダンス協会」に登録していますし、毎年、ツアーを組んで海外へダンスと観光に出かけるのもすっかり”当り前の事”になっています。ウエスタンでも、来年か再来年に、希望者をつのって、ニュージーランドへ出かけることを計画していますヨ!


2005年4月2日  No.771
  私たちの18回目のビギナー・クラスへようこそ!!
  気楽に受講してください
 受講者の皆さん、ようこそ!何か新しいことを始めるには勇気がいるものです。スクエアダンスという新しい世界に挑戦してみよう、という皆さんの勇気と決心に拍手を送りますし、心から歓迎いたします。新しい環境では、誰もが不安や緊張を感じて、動きがギコチなくなるのですが、どうか気楽に取り組んでください。肩に力が入っていない方が、覚えも早いですしダンスも楽しめるはずです。今日は初回ですので左に書いたように53のベーシックのうち14ものコール(動作)を取り上げましたので、大変な思いをするかも知れませんが、次回からは3〜4のコールの講習ですので、ご安心ください。そして、このダンスは”積み重ね”で覚えて行くもので、7月までの4ヶ月間はできるだけ休まないように心がけてください。また、ウエスタン・スターズの会員(ブルーのネーム・プレート)は、皆さんを優しくリードして、お手伝いしますので、覚えるのもラクになるはずです。さあ、それでは、一緒にスクエアダンスを楽しみましょう。


2005年3月26日  No.770
  第18回ビギナークラスいよいよ来週から
  あらためて.....ビギナーにやさしく!
 早いものです、ウエスタンの18期生会員を対象としたビギナークラスが来週から始まります。毎年同じことを書きますので、「またか!耳にタコだ!」と思うでしょうが、大切なことですので....。
 「このダンス、沢山で踊った方が楽しい、クラブとしても活性化のために新しい仲間が。」とビギナークラスの必要性・目的を書きましたが、今日はその方法を具体的に.....。
 結論は、「ビギナーに優しくして!」です。そんなこと分かっているヨ!と思っていても、単純な動作の繰り返しと何度もミスをして手や肩に力を入れすぎるビギナーに接しているうちに、ついつい、不愉快な表情や態度を顕にしたり、コズいたり引っぱったり、セットに入らずうしろに坐ってオシャベリ....等になりがちでは?優しく!の裏側には、相手の立場で考える、自分を抑える、我慢、忍耐のはずです。忍耐が切れそうな人は、@ビギナーは赤チャンだ!と思ってください。このダンスの世界に生まれたばかりの”赤ん坊”は大人の優しさと忍耐がなければ成長できないのです。さらに、A自分もビギナーだったことを思い出してください。大人は何故か自分の赤チャン時代のことを覚えていないのですが、間違いなく親などの回りの大人に助けられたはずです。いずれにしても、何かと”手のかかる子育て”が来週から始まります。優しくネ!


2005年3月19日  No.769
  第18回ビギナークラスまであと2週間のみ!
  ウエスタンの活性化のため.....新人を!
 スクエアダンスはたくさんの人で踊った方が楽しいから、ビギナークラスで新しい仲間を増やしてゆくのが基本ですが、新人が加わることは、ダンスの楽しさ以外にも大きな影響を及ぼしてくれます。新しい人との友人関係がもたらしてくれるクラブの活性化がそれです。古くからの仲間が5年、10年、15年と同じ趣味を続けると、チームワークも取れてレベルアップもできますし経験を共有することでア・ウンの呼吸で物事をスムーズにこなすこともできます。
 しかし、”老化”と”なれ合い”と”衰退”と”血の濁り”は避けられないはずです。”新しい血”が必要なのです。”新しい血”が入ったからと言って、急に活性化する訳ではないのですが、これを繰返すことで、少しずつクラブの雰囲気・例会内容そして行事の取り組み等が変って行くのです。


2005年3月12日  No.768
  第18回ビギナークラスまであと3週間ダ!
  たくさんで踊ったほうが.....だから
 クラブ行事も回数を重ねて17年間続けてくると、「ああ、また今年もそんな時期か」などと他人事のように思えて、単なる消化しなければならない年間行事なのだからと義務感でダラダラとやってしまう傾向になりがちですよネ?
 ビギナークラスを行う理由はあれこれ挙げられますが、「スクエアダンスは沢山の人で踊った方が楽しい!」というのが、原点になると思いませんか?


2005年3月5日  No.767
  4月2日から第18回ビギナークラス開始!
  友人・知人におさそいの声かけを
 クラブとしての18回目となるビギナークラスの開始まで1ヶ月となりました。従来通り、新聞の案内欄の利用とかチラシの配布などで受講者を募集するのではなく、会員の個人的なつながりで募集しますので、皆さんの知人・友人・家族・同僚などに”声かけ”を始めてください。不特定多数を対象とした新聞やチラシを見て参加する人も勿論いるのでしょうが、知っている人からの直接の誘いの方がはるかに効率的ですし、受講期間やその後の参加率・定着率も高くなります。皆さんの”人脈”を生かして1人でも多くの受講者を確保しましょう。


2005年2月26日  No.766
  欠席理由、皆の前で明言したら?
 真っ暗闇の中で人間が恐怖を感じるのは、何も見えないことよりも、見えないことでアレコレ想像を広げて、不安と恐怖を自分で創りあげるためだ、と言われております。在りもしない亡霊におびえたり、不可解な行動に走ったり、あらぬうわさやゴシップが流れたりするのは、事実が見えない為の想像力が創った結果なのです。(中略)
 個人主義やプライバシーが尊重され、”隣りは何をする人ぞ”のように増々人間関係が希薄になっている昔今、個人的な欠席理由を皆の前で言うなど時代錯誤だ、との反論もあるでしょうが、たかが48名(7名退会)の仲間うちでのことです、もう少し自分を光の当る場所にさらしても良いのでは?暗闇では疑惑だけが....。


2005年2月19日  No.765
  欠席者はレベルダウン
 本来なら6セット例会ができる会員数を誇るウエスタンですが、現状は3セット、良くても4セットの例会がここ数年続いています。しかも、その3〜4セットのうち、ちょっと応用やひねりの入ったコールでは必ず1〜2セットは壊れています。スクエアダンスの楽しさは、軽い緊張感を持ちつつ、冷静で素早い判断力を駆使して、8人が音楽とコールに合せてすいすいと踊り続けること、のはずです。セットが壊れて楽しいと思う人など居ないはずです。でも現実は....。(中略)
 確かに、週末の土曜の夜は用事が出来やすいのですが、ウエスタンの例会は毎週土曜の夜と承知のうえで会員となったはずです。神成先生草案の「申し合せ事項(会則:会員心得)」の第1項を再び読んでください。”例会は毎週土曜日の午後6時からです。都合を付けてぜひ参加しましょう。”会員の基本ですネ!


2005年2月12日  No.764
  今日、総会です
 今日、ミーティングを7時20分頃から始めて、引き続き「クラブ総会」を行います。主な議題は、昨年の決算、今年の行事計画・役員・予算、アンケートの結果報告などです。うしろのテーブルに資料を置いてありますので、ダンスのあい間に目を通しておいてください。


2005年2月5日  No.763
  ウエスタン・スターズのクラブ総会に向けて(4)
  ウエスタンのコーラー、駄目なの?
 ウエスタンは今年で17才となるのですが、18年前の昭和62年の秋頃から、新しいクラブの設立を目指して、いわゆる0期生の土田勝美、福井夫妻、早勢など数名が活動を始めていたのです。そして翌年の昭和63年5月7日に「ウエスタン・スターズ」の名のもとで第1回目のビギナークラスを開始して、正式にクラブとして発足したのですが、胎動期と生後2才までの中心は土田さんで、クラブ運営もコールも彼1人でやっていたようなものでした。
 ところが2才になる寸前の平成2年4月に釧路へ転勤となり、クラブ存続の危機を迎えました。サブコーラーだった福井は、早勢と会員になったばかりの大沼と菅野にたのんで4人コーラー体制として現在まで何とかクラブを存続させてきました。
 しかし、コーラーの道は厳しく、簡単に良いコーラーにはなれるはずなどなく、約10年程は会員の忍耐と肝要に支えられて、どうにか人前でコールしても恥ずかしくな程に成長してきたと言えるでしょう。さらにウエスタンでは4人のコーラーが居ますので、お互いに良い点を模倣し合い、逆に自分だけの持味を強調し、また他のコーラーの不足を補う等を行い、他のクラブのコーラーのように、独善的・ワン・パターンの組合せに陥いらない、との利点もあります。さらに、全道40のクラブのうち、3分の1以上のクラブには”自前のコーラー”がおらず、月々何がしかの謝礼を払って、外部からコーラーを招いていることを考えると、ウエスタンは恵まれているはずです。
 ウエスタンの例会で、コーラーが楽しさを与えてくれないと感じて、例会から遠のいたり、ポロポロと欠席する人がいるとするなら、その人はもっと良いコーラーを求めて、他のクラブに移籍するべきでは?「来る者を拒まず、去る者を追わず」のクラブです。


2005年1月29日  No.762
  ウエスタン・スターズのクラブ総会に向けて(3)
  楽しければ、続けられるはず
 私達のクラブは今年5月で満17才となります。創立後の数年は、とにかく全道一のクラブを目指して会員がこぞって頑張り合い、わずか7年にして、会員数全道一位となり、以後10年間トップの座を占めて来ました。会員数だけではなく、クラブ運営や例会内容や主催行事等々、どの点でも全道一のクラブであると自負できると思います。
 ところが、平成10年からの7年間の会員数とビギナー・クラス修了者数を見てみると、全道一位のタイトルが危ぶまれる現状が見えて来ます。
 毎年4月の日S協登録人数は、平10年ー60名、11−63名、12−60名、13−57名、14−59名、15−61名、16−55名とほぼ横ばい状況ですが、修了者は、平10年ー8名、11−6名、12−7名、13−6名、14−10名、15−(実施せず)、16−6名、合計43名もいたのです。仮りに、もし7年間退会者がいなかったとするなら、現会員数は100名近くになり、大ホールで毎週の例会を行っているかも知れない程の大きなクラブになっているはずです。
 全日本の理事会でも、スクエアダンス歴4年以下の会員定着率が著しく良くない、との指摘がなされ、対応策を検討しているようです。確かにこのダンスはとっつきずらく、覚えるのも大変ですが、ちょっとでも面白い、楽しいと感じるなら、多少の苦しみも自分で納得し、我慢できるはずなのですが....。パラパラと退会し、ポロポロと欠席するのは楽しさを与えられないコーラーの責任なのでしょうか?それにしても、先週の例会、8時過ぎには、2セットしか...淋しい!むなしい!


2005年1月22日  No.761
  ウエスタン・スターズのクラブ総会に向けて(2)
  個人差をうめるものは?
 私達ウエスタン・スターズは今年5月で”満17才”となります。50数名の会員の中には、スクエアダンス暦15年以上のベテランもいれば、1年以下の初心者もいるクラブに成長してきた、と言える訳です。ダンス歴10年の差は、大きな力量の差となるのは当然です。
 ウエスタンはMSのクラブですから、例会の中ではPやA2は入れませんので、MSのレベルで見ると、どんな応用や”ひねり”を加えてもすいすい踊りこなす人もいれば、ノーマルな型での普通のコールで時々つまずく人も居ます。このダンスは8人がセットを壊さずにすいすい踊り続けるのが楽しいはずですから、ダンスの力量に差が無い方が良いのに決まっています。しかし現実には個人差はあるのです。では、この個人差を埋めて楽しく踊り続けられる鍵は何でしょうか?同じダンスを踊る、同じクラブにいる、という仲間意識ではないでしょうか?人間の社会ならどの社会でもそうなのですが、ベテランや先輩や親は後輩や子をしっかりと指導し育てますし、後輩や子もそれに応えて、すくすくたくましく成長していく、という人間本来の姿があれば、個人差など大きな問題ではなくなるはずです。ところが、毎日のテレビや新聞を見ると、目や耳を疑いたくなるような事件や犯罪があふれています。人間関係、親子関係が、何か知らおかしくなっているようです。ワガママ人間が増殖しているのでは?この種の人間はスクエアダンスには絶対に適合しないものです。ウエスタンの現状はどうなのでしょうか?


2005年1月15日  No.760
  ウエスタン・スターズのクラブ総会に向けて(1)
  カルチャー・スクールではありません
 私達ウエスタン・スターズは今年5月に”満17才”になります。17年間の歴史を持っている訳ですが、当然この17年間は、多くの失敗と成功、紆余曲折、試行錯誤の17年でもあるのです。でも創立以来クラブの基本理念として変わらないものが、「ウエスタンは会員の協力で運営して行く」という考え方です。別な言い方すれば、「カルチャー・スクールではない!」と言うことです。月額2〜3千円の受講料を払って、自分の好きな時に、好きなレベルだけのダンスを習って楽しみ、あとの一切の雑用は”我関せず”で済ませる訳にはいかないクラブなのです。たかが趣味の世界ですが、会員として権利と同時に義務も持つことになるのです。道支部40クラブの中で、ウエスタンは10番目に古いクラブですが、創立当初の”全道一のクラブに!”との目標は達成されたと自負しても良い現状だと思います。ただし、会員数全道1位(過去10年間保持)の面では、その名に恥じない現状でしょうか?会員数増と共に、価値観の多様化現象が起こって来たのではないでしょうか?その最たるものが例会欠席者の増加だと思います。2月の役員会では、これに対する原案を作り、総会に提示しますので、会員の皆さんも、今後のウエスタンの為に知恵を出し合ってください。


2005年1月8日  No.759
  新年明けましてお目出とうございます
 平成17年(西暦2005年)も今日で8日目となり、正式な松の内(7日迄)も過ぎて、正月気分も消えてしまった頃ですが、ウエスタンにとっては”踊り始め”の例会日ですので、改めて、「明けましてお目出とうございます!今年も皆さんにとってもウエスタンにとっても良い年でありますように!」。1年を象徴する漢字として、昨年は「災」が選ばれたように、猛暑・台風・地震などの自然災害が多く、年末にはインド洋の大津波という大災害も起こりました。人間社会でも人の良心・理性・本能などが疑われるような事件や犯罪の多い1年だったように思われます。幸いウエスタンの1年はどうにか年間計画も無事にこなし、大禍なく過ぎた1年だったと思います。
 さて、今年は?具体的な行事などは2月の総会で決まるのですが、4月からのビギナークラス、5月の創立17周年を何としても成功させたいものです。会員の例会出席率の向上も大きな課題でしょう。週に1度、しかも3時間程度しか会えない仲間ですが、それだけにかえって仲間意識を強め、今年も協力し合って、ダンスを楽しみ、クラブを盛りあげて行きましょう。

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