例会日記   創立以来福井代表が欠かさず発行している会報から一部を抜粋しています(2006年1月〜)


2006年6月24日  No.826
  ビギナーの皆さん.....!(呼びかけ1)
  7月29日(土)終了式と祝賀会 ぜひ参加を
 ビギナーの皆さん、毎週土曜日のビギナー・クラス受講、ご苦労さまです。4月から始まったクラスも今日で3ヶ月となり、講習予定のベーシック・レベルの53のコールも残りわずかとなり、7月に入って2回程で終了します。そこで、恒例に従って、7月最後の例会の中で、修了証書(ディプロマ)を受け取っていただきます。また、皆さんの修了を祝う宴会を開く予定です。具体的には、来月29日(土)午後2時〜5時に例会(修了式)、午後5時30分から祝賀会となります。何かと用事が入りやすい土曜日ですし、この日は午後に例会となりますので、今のうちからお願いするのでが、何とか都合を付けて、この修了式の例会と祝賀会に出席してください。後日、担当の者が出席確認にうかがうと思いますので、快諾くださりますよう.....!


2006年6月17日  No.825
  スクエアダンスの効用.....(7)
  競わなくてよい
 ここ数日、サッカーW杯ドイツ大会がテレビと新聞を独り占めの感じですネ。武器を手にして殺し合う国どうしの戦争よりも、スポーツで戦う方が、はるかに健全なのですが、国の威信を背負って、ピッチに立つ選手には計り知れないプレッシャーがかかっているはずです。スポーツは、プロ・アマを問わず、結局、勝つか負けるかの世界で、「勝つこと、相手を負かすこと、優勝すること、入賞すること」が評価されるのです。音楽・絵画等の芸術分野でも、「△○賞受賞」とか「○◇コンクール第1位」が評価されますし、茶道・華道・FD・社交ダンス等でも資格認定が当り前になっています。日常生活や職場でも「勝ち組」「負け組」の言葉が示すように、競い合い、その結果の格差が拡大しているようです。ところがスクエアダンスでは、「勝った!」「負けた!」「□△賞受賞」「○△大会題1位」等は決してありえないのです。他人より優れていることよりも、8人で一緒に楽しむことを重要視しているダンスなのです。勿論、経験・能力・意欲によって個人の踊る力量には格差は歴然としてあるのですが、それでも競うダンスではないのです。競うとすれば自分の弱点と競う、と言えるでしょう。でもこのダンスが、自由競争の原理が強いはずのアメリカで生れたとは不思議ですネ。


2006年6月10日  No.824
  スクエアダンスの効用.....(6)
  広がる友達の輪
 社会性を持ち、その中で発達・発展を遂げてきた動物である人間は、原則的には1人では生きられません。ところが発展が進むにつれて、群より弧、集団より個人が重視されるようになり、個人主義やプライバシーの尊重、義務よりも権利の主張が叫ばれ、人間関係が増々稀薄になっています。ひいては、ひきこもりやニートの増加などでの社会的な問題も起っている現状です。こんな状況の中で、8人の共同作業で楽しさを作り出すスクエアダンスは、正に”人間的なダンス”だと言えるのでは?!たった8人とは言え、頭を使い、体を使い、回りへの気くばりを使うダンスは、人間社会の縮図とも言えます。セットの8人、クラブの会員、パーティで出会う他のクラブの会員....と友達の輪がどんどん広がるダンスですし、ダンス以外でも新しい人間の結び付きが広がります。人間は1人では生きられない!スクエアダンスも1人では踊れない!のです。ダンスを通して、新しい仲間の輪を!


2006年6月3日  No.823
  スクエアダンスの効用.....(5)
  すぐれた生涯学習
 「人間は死ぬまで勉強」とよく言われますが、日本を初め多くの先進国では、これを行政側でも重視して生涯学習の観点から様々な具体的政策を実施しています。1人の寝たきり老人にかかる膨大な入院・医療・介護等の費用を考えると寝たきり老人を作らない方策に費用をかけた方が効率的である、との経済的な理由もあるのでしょうが、それ以上に、所得水準の向上、自由時間の増加、人々の高学歴化、人間の全体的高齢化などにより、生活にゆとりが生れ、豊かさの基準が「もの」から「こころ」に移り始めたことで、生涯学習の意義が見直されたのだと思います。人間として、もっと豊かで文化的な生活を送るために、仕事や家族以外に趣味、教養、健康、交際といった広い分野での活動を行うことが生きがいになって来たのです。この意味ではスクエアダンスは素晴しい学習分野であると言えます。「知・体・徳」を兼ねそなえた活動ですし、年齢・性別・人種・国籍を超えた広がりを持っていますし、ベーシック・メインストリーム・プラス・アドバンス・チャレンジとレベルの奥行きも深く、生涯学習の対象としては申し分のない分野だと思います。残念ながら、母国のアメリカ同様、20〜40歳台のダンサーは、ほとんどいないのですが、少なくても現在の我々は生涯続けたいものですネ!


2006年5月27日  No.822
  風かほる六月
  パーティーへ行こう
 年のせいでしょうか。日々の仕事に追れていた40〜50才台にはあまり感じられなかった季節の変化に敏感になっています。特に今の時期は、桜や梅が終ったとは言え、花々が一気に咲き始め、草木が緑を深めているのを見ると、「いい季節になったなあ〜!」と北国で生きている幸せをしみじみ感じます。さて、こんな時期はスクエアダンスにとっても良い季節で、暑からず寒からず、爽やかな初夏の風の中で、”有酸素運動”を通して友交を深めるパーティが5月末から7月初旬まで毎週予定されています。「来てもらったから行く」との義理参加は原則的には不純なのかも知れませんが、現実には世間の付き合いと同じように義理を果さなければ道理がすたる、と言われますし、現に「バスをチャーターして行ったのに・・・・」「ウエスタンは自分たちだけで楽しんでる・・・・」等の陰口も囁やかれているとか。「来てもらうために行く」との付き合い以外にも、多くのコーラーに慣れる、他のクラブのパーティの在り方を知る、新しい人と友人になる、等の実利的なメリットもあるはずですので、気候に恵まれた6月の日曜日には、パーティに出かけませんか。


2006年5月20日  No.821
  今年のアニバも盛会に終り.....
  ご苦労様でした
 私たちウエスタンの18歳の誕生パーティが、先週の土・日、どうやら無事に予定通りに終了しました。クラブの最大行事をきちんと成し遂げるには、事前の諸準備はもちろん、当日の細々とした仕事について話し合い、分担し合い、協力し合うことが欠かせません。幸い今年もこのシステムはうまく機能したようで、参加者やゲスト・コーラーから、いくつもの点でお褒めのコメントをいただきました。その中で最たる点は、やはり「ウエスタンだよ、全員集合!」でした。他のクラブのアニバでは決して見られない、文字通りウエスタン全員の”もてなしの気持”がこもったイベントで、大好評を得ましたネ!会員の皆さんの協力に感謝しますし、本当にご苦労さまでした。ただし、参加者数の減少(昨年より全体で30名減、宿泊者で26名減)への対応(今年は反省会費用を差し引くと赤字か?)、来年のゲスト・コーラーの選定、ホテルやプログラムの再検討、等々今後に向けた課題も残されています。19周年・20周年に向けて、18歳の今年も頑張ろう!


2006年5月6日  No.820
  いよいよ来週.....18才の誕生パーティ....
  もてなしの心で
 昨年よりも約30名減となりましたが、それでも高い参加料と旅費をかけて、127名が、私達の18周年アニバに参加してくれます。今年も同じことをお願いしますが、どうか「自分達は主催者である」との気持ちを忘れずに2日間を過しましょう!Host、Hostessの気持、”もてなしの心”があれば、もう今回のパーティも成功したも同然です。気持や心は必ず表に顕れますし、”お客様”に伝わるからです。別の言い方をすれば、「楽しさは自分達で創る!」という気持ちで臨んでください。単なる参加者の1人なら、踊って・食べて・風呂に入って・寝て、「ああ〜楽しかった」とか「参加料の割には面白くなかった」等と気楽に帰ることができるのですが、主催者側の1人としては、こんなことは許されないのです。自分達が中心になってパーティを盛り上げる、との気持ちと態度が、全体としての楽しさを創り上げることになりますし、来年・さ来年のアニバにも結び付いて行きます。もてなしの心と楽しさを創る!の気持ちで、仕事分担、ダンス、そして「ウエスタンだよ、全員集合!」をやり切って、”若々しい18歳のウエスタンの成長ぶり”を全道の仲間にアッピールしようではありませんか!


2006年4月29日  No.819
  スクエアダンスの効用.....(4)
  バランス良い知・体・徳
 成熟した人間の育成を目指す学校教育では、知育・体育・徳育のバランスが大切であると言われています。大人の世界でも、肉体労働にたずさわる人の趣味としては、絵画・音楽・読書等の知的なもの、デスク・ワークの人には様々なスポーツ等の体育的な趣味が良いとされています。この観点から見ると、スクエアダンスは良くバランスのとれた知・体・徳を兼ね備えた趣味だと思いませんか?ダンスですから基本的には体育的な趣味となるのでしょうが、常に頭を使って動き続けなければならないのですから、かなり知的なものと言えるでしょう。単に動作を覚えて、それをとっさの判断で動きに変えるだけでなく、自分の場所・方向と幾何学的に変化する8人の体型を認知したり、想像力を働かせて動きの先を読む知力も必要なのですから、他のどのダンスよりも知的なダンスなのです。とは言っても、少し早目のテンポでスイスイと歩き続ける体に良い有酸素運動の面を見落すことはできません。普段の例会でも7〜8千歩、日帰りのパーティなら2万歩ぐらいは歩いているはずです。さらには、たった8人とは言え、”共同作業”なのですから、必然的に人間としてのモラルやマナーが求められます。1人1人が自分の動きをきちんと行う、8人の暗黙の協力、人の嫌がることはしない、笑顔で対応、等々人間社会で必要な徳目が不可欠ですし、ダンス以外でもクラブ運営等で、人間として学ぶことの多いダンスです。今日も、頭と体と気くばりでガンバ!


2006年4月22日  No.818
  スクエアダンスの効用.....(3)
  8人の共同作業
 鬼ごっ子、かくれんぼ、縄とび、草野球、パッチ、ちゃんばら、ママゴト....これらはもう今では”死語”になってしまいました。少子化、個人主義の尊重、過保護、そして経済発展の影響のもと、現在の子供は外で遊ぶことがほとんどなく、自宅でテレビかゲームの日々とか。いやな番組はリモコンですぐ切り替え、ゲームの失敗もリセットボタンですぐ元に戻せます。最近、テレビや新聞で報道される若者による信じられないような凶悪事件を知ると、全体のほんの一部だと分っていても、どこかが狂い始めていると不安になります。引きこもり、パラサイト、フリーター...等も確実に増えているとか。スクエアダンスは8人でチームを組んで踊る”遊び”ですから、今の若者に広めたいダンスだ、と常々願っているのですが....自分の失敗や仲間の失敗でセットが壊れても、リモコンやリセットボタンは無いのです。8人の文字通りチームプレーで難かしいコールにもめげずに最後まで躍り込んでゲットアウトすることで、仲間意識・人間関係・力量の差・思いやり等、多くが学べるはず!


2006年4月15日  No.817
  スクエアダンスの効用.....(2)
  右きき、左きき?
 正確な比率は分りませんが、人間のほとんどは右利きです。日用品やスポーツ用品等も右利き中心に作られているものが多くあります。扉や引き戸等は典型的なものと言えます。足もそうです。目を閉じて同じ場所で何回か足踏みをすると、左の方へ向きが変るそうです。陸上競技・スケート・野球等でも左回りです。無意識のうちに、右足の方に力が多くかかり、左回りとなるそうです。なぜ人間が右利きとなっているのか分らないのですが、心臓が左寄りに在るのが理由ではないか、と言われています。さて、スクエアダンスでも右優先の動作が多いのですが、全体として右左右を・・・・とバランス良く動くダンスだと思います。これは、水泳と同じように、脳の活性化にとても良いそうです。ご承知のように右半分の動きを左脳、左半分の動きを右脳が命令しますので左右両方の動きは脳の働きを全体として良くしてくれます。この意味から、男女の場所を逆にしたり、レフト〜等の”トリッキー”なコールは普段とは逆の動き、利き手から始まらない動きで、右脳を刺激し、脳生理学的にも良いそうです。今日も頭と体と気くばりを使って踊りましょう!


2006年4月8日  No.816
  スクエアダンスの効用.....(1)
  頭を使う運動
 ビギナーさん、先週の1回目の講習はいかがでしたか?新しいコール(動作)を覚えるのに苦労されたのでは?これからの数か月間も恐らくあれこれと苦労されると思いますが、メゲずに頑張れるように、スクエアダンスの良い点をいくつか書いてみます。まず、この趣味は、音楽とコールに合せて体を動かしますので、体育系といえます。絵画・音楽・読書などの文科系とちがい、運動を中心とする趣味です。とは言っても、特別な運動神経や用具機材や準備運動や激しい練習や1位を目ざしてとの競技性はありません。コールに従って歩くだけですから、誰にでも出来る運動です。ただし、前もって動きの決まっているフォーク・ダンスや、自分の好きな動きを自由に組み合せて踊る社交ダンスなどと異り、次にどんなコール(動作)が出るのかが全く分らない”一寸先は闇”のダンスですので、常に耳と頭をフル回転していなければならないのです。コールをしっかり聴く、動作を思い出す、体に伝えて動く、先を読む、他の7人に気くばりをする....これらが次々と行われれるのですから、カラダの汗よりもアタマの汗をかき、脳には良い刺激となります。激しい運動ではないのですが、心身にとても良い、それだけに長続きのできる優れたダンスです。


2006年4月1日  No.815
  ようこそ、ビギナー・クラスへ・・・・
  気楽に“休まず”、のんびりと
 受講者の皆ん、此の度は私達「サッポロ・ウエスタン・スターズ」の19回目のビギナークラスに参加いただき有難とうございました。今日から約4ヶ月間、新しい世界で何かとご苦労をされると思いますが、どうかあまり肩に力を入れずに、気楽に、のんびりと取り組んでみてください。その方が、学習効果があがるはずです。また、スクエアダンスは”積み重ね”の基礎講習がどうしても欠かせないダンスですので、何かと用事のできる土曜日の夜ですが、都合を付けて、出来るだけ休まないようにしてください。それでは今日から、楽しい音楽と耳なれない英語のコールを聴きながら、スイスイと体が流れるように動くことが出来るように、ウエスタンのセットに入って下さい。


2006年3月25日  No.814
  いよいよ来週から19期生のビギナー・クラス!
  ”赤チャン”(受講者)にやさしくネ
 早いものです!来週からビギナークラスが始まります。今年もまた、パス・スルー、ベンド・ザ・ライン、スター・スルー、カリフォルニア・トワール・・・・・・・等の単純な動作のコールが延々と繰返えされてウンザリしたり、動きが大きくしかもおそく、手と肩に力が入っているビギナーのリードで疲れ、さらにアニバの諸準備と重なる例会が続くことになります。毎年同じことを書いていますので”耳タコ”になるのでしょうが、どうかビギナーには優しくしてやってください。スクエアダンスの世界に生れ出たばかりの”赤チャン”なのですから、”泣く(間違える)こと”は仕事なのです。決して、コズいたり、力まかせに引きつけたり、不愉快な顔をしないでください。両親と回りの大人の優しさと忍耐がなければ育たないのです。幸にも、ウエスタンの”父親”は、(実際の子育て経験は皆無なのに)親切・丁寧に繰返し繰返し指導できる経験豊かな大沼クンですので、他の会員は赤チャンの母となり、兄姉となって、赤チャンを大きく育てましょう。少々苛々しても、自分だって赤チャンだったことを思い出してください。受講者が、「楽しそうだから来週も来よう!」と思えるクラスを続けましょう。


2006年3月18日  No.813
  あと2週間後に迫ってますョ!
  ビギナークラス受講者の確保を
 札幌市民188万人のうち「北海道新聞」の購読者数は正確には分りませんが、少なくとも2〜30万人は居るのでは?今週水曜の夕刊の「掲示板」の広告を見て、問い合せの電話を福井宅にくれたのは、たったの3名のみ。区民センターのポスターを見て電話をくれた人は1人も居ません。不特定多数を対象とした募集方法の実効性にはやはり限界があるようです(もしやるなら、大くの費用と時間と人的動員をかけるべき)。とは言っても、ビギナークラスはもう目前に迫っている今、何んとしても10名以上の受講者は確保したいものです。2〜3人では受講者どうしの仲間意識も生れにくいでしょうし、多くの会員の中で萎縮しそうです。手助けする我々会員側でも期待感も持てずに力が入りません。過去の実績が示すように、やはり会員と何らかのつながりのある受講生の方がはるかに受講率・定着率・入会率が高くなるのは明らかです。残された短かい期間、さらに”声かけ”・”例会見学”などに努めてください。「受講予定者名簿」の方には26〜27日に正式な案内状を個別に郵送予定です。


2006年3月11日  No.812
  ビギナークラス受講者発掘を
 2月18日の役員会で総会議案の他に、ビギナークラスとアニバについても話し合いました。ビギナー・クラスの受講者の確保については、結局良いアイデアが出ず、従来通り会員の勧誘を中心に行うことになったのですが、今年は、不特定多数を対象とした新聞への掲載と区役所ロビーのポスター掲示もやってみることに決めました。北海道新聞の15日(水)の夕刊「掲示板」欄に載ることになりますした。ポスターは既に貼られているはずです。とは言っても、これらがどれ程の効果があるかは、全く予想不能です。やはり会員の友人・知人・同僚・家族等を誘った方が、はるかに現実的です。右の棒グラフを見ても分るように、会員の勧誘だけで実施していた過去の修了者(入会者)数は、多い年で10名・8名・7名・6名にもなっているのですから是非今年も”声かけ運動”で受講者を見つけてください。いや”発見”だけでは不充分です!”発掘”して”持ち寄って”ください。知っての通り、ウエスタンは”ビギナーを大切にする”クラブですので、自身を持って発掘してください。”発掘物”は「受講予定者名簿」に記入を。


2006年3月4日  No.811
  ビギナークラスと18周年アニバの準備を
 ●総会終る!先週のクラブ総会では、議案についての質問や意見がまったく出ずに、40分程で終りました。原案を作った役員側としても拍子抜けの感があるのですが、ともかく1年間の出発を皆なで確認したことになります。そして、今日は総会も終って実質的な新年度が始まる3月の最初の例会です。そして、4月のビギナー・クラス開始と5月の18周年アニバが目前に迫っています。
 ●ビギナー受講者の確保を!”高齢化と少子化の波”は40数名の小さなクラブにも押し寄せています。先週の会報に棒グラフで示したように、ウエスタンの会員数は、ここ数年ジリ貧状態です。
 ●アニバへの参加を!ウエスタンの最大行事ですので、会員は全員参加に努めてください。総会で確認されたアトラクションの構成のため、今日から参加者確認を行います。チラシも今日出来上って、明日のパーティで、全道のクラブに配布。


2006年2月25日  No.810
  みんなのアイディア→総会
 ◆ウエスタンはカルチャー・スクールではありません!きょうは年1回のクラブ総会の日です。ウエスタンは創立以来、クラブの運営等は会員の話し合いで行うことを基本理念としています。だから総会を行うのです。カルチャー・スクールではない、と言うことです。1回(2時間程)500円とか月々3000円とかを払って、ダンスを教えてもらい、楽しみ、それ以外のことは一切しなくとも良い、と言う訳には行かないクラブなのです。自分達が月々払っている1000円のお金がどのように使われたかを確認する昨年の決算報告、昨年の反省に基いた今年の行事計画、これを実行するための役員・係・班や予算の確認を、会員全員で行う場が、今日の総会です。
 ◆アイディアを!今日配布される議案書(こんなものを作っているのは多分、道内でウエスタンだけ!)は、先週の役員会で検討したものです。しかし、役員会といっても、会員数の3分の1しか居ませんので、全会員の意向を反映しているはずがありません。多くの人の前で、質問や意見を出すのは、誰でも気後れするものですが、クラブの発展や前進になるものでしたら、ドシドシ出してください。役員会で見落しているような小かなアイディアが、今までと違ったウエスタンを作ってくれます。
 ◆皆なで仕事分担を!ウエスタンは「自分達のことは自分達でやって行く」クラブですから、会員は当然のことながら、義務を負うことになります。その大きなものは@例会に出る、A会費を払う、ことですがこれだけならカルチャー・スクールと変りません。「自分達でやって行く」ためには、会員1人1人がB仕事を分担し合う、ことが必要となります。40名そこそこの人間は週1回しか集まらないとは言え、会場予約、当日の受付や会場の設営、ミーティングの司会、等々の細かな雑務が生れてきます。「楽しく踊り、仲良く交遊するために」ぜに協力ください。


2006年2月18日  No.809
  来週クラブ総会
 ●今日役員会で原案:年に1度、ウエスタンでは時間を充分にとって腰を据えた話し合いを行う役員会を開いています。今日がその日で、午後1時から約4時間をかけて、昨年のクラブ会計の決算、昨年の反省にもとずいた今年の年間計画とその予算、役員や係の見直し、例会の在り方や内容、ビギナークラスとアニバの諸準備、等々に話し合いました。これらの結果をまとめて、「総会議案書」とし、来週皆さんに配布します。本来なら、今日にでも配布して、事前に細かく検討してもらうべきなのでしょうが、役員会と総会の日程とか議案書の作成などの都合で、出来ません。悪しからず....。●多くの参加を!ウエスタンの現会員数は46名ですが、例会への出席はいつも30名そこそこです。体調の悪さ・身内の介護など、理由が様々有るようですが、年に1度の総会には何とか都合をつけて出席して欲しいものです。これも本来なら「案内状」を全員に送るべきなのでしょうが、利害関係のないたかが趣味の世界で、そこまでの必要もないとも思えます。こ々数回休みが続いている人や、今日休んでいる人に、会員どうしで連絡を取ってください。誰が誰に電話で連絡を、とは決められませんので、個人的な付き合いの中で、連絡をお願いします。●時間:7:20〜例会のミーティングの時間を利用しての総会です。この時間までは、通常の例会ですので、ダンスを行います。ただし、MSの応用の勉強はありません。総会は1〜1時間30分を予定。


2006年2月11日  No.808
  ベテランダンサーを目指して....(5)
  先を読みながら
 スクエアダンスの楽しさは音楽に合せてコールの動作をすいすいと流れるようにこなして行くことです。コールのたびに、8人の動きが止まってしまうと、もうダンスではなくなってしまいます。このために、コーラーは、動作が終らないうちに、次の動作を指示するコールを言い続けるのです。このことはダンサーの立場から言うと、常に先を読みながら、踊り続けなければならない、と言うことになります。体よりも頭を使うダンスだ、と言われるのもこの点にあります。あるコールを聞いて自分は終った時に、どこに居てどの方向を向いているかを読みながら踊ると、その次のコールを終る前に聞いたとしても、難なく流れるように踊り続けられるはずです。例えば「スクエア・スルー・フォー」とコールされたら、終った時には初めの場所に戻って、パートナーと背中合せになっている、と考えながら動くと、途中の動きに余裕ができますし、次のコールへの対応も楽になるはずです。「そんな余裕なんかない!」との”悲鳴”が出て当然です。先を読みながら・・・・は決してたやすいことではないのです。これを行うには、このシリーズの@焦らず、平常心で!A周りを見る余裕を、B動きをコンパクトに、が求められますし、特にC定義を覚える、ことが必要ですので、初心者には無理難題となって当り前なのです。やはり経験が必要とも言えるからです。しかし、それでもなお、”ノーテンキ”にノホホーンと踊るよりは少しでも先を読み、想像力を働かせた方が楽しく踊れマス!


2006年2月4日  No.807
  ベテランダンサーを目指して....(4)
  コールの動作(定義)を覚える
 スクエアダンスが他の様々なダンスと異る点は沢山ありますが、大きな違いは8人1組で踊ることと体より頭を使うことの2つだと思います。音楽に合せて次々と出てくるコーラーの英語の指示(コール)を聞き、理解し、動作に移つすダンスですから、常に頭を使い続けなければならないダンスなのです。頭を使うということは、具体的には、1つ1つのコールの動き、即ち、コールの定義を覚えておくことです。突然MSレベルのダンスで、Boomerang(ブーメラン)とコールされても誰も動けないはずです。この言葉の意味は分っていても、スクエアダンスのコールの定義は誰も知らないからです(ちなみに定義は@ZoomをしてAリーダの2人はTradeを行い、4人が向き合って終る:C3Bのコール)。従ってMSダンサーは69のコール、PLUSダンサーなら31を加えた100のコールの定義を覚えておかなければならないのです。Slide Thruのコールを聞いたら、「パス・スルーをして男性は右へ、女性は左へ90度向きを変える」と覚えているのを、動作に移すのですから、覚えておくことがまず第一に大切なこととなります。「そんなの全部、覚えられない!」との声が出て当り前です。中学・高校時代にテスト直前につめ込み暗記したのを今でも覚えている人はまずいないはずです。知識は、経験・体験・実践・失敗を繰りかえして、確実なものになります。これに8人で踊る楽しさから生れる意欲・やる気・モチベーションが加わると、知識はさらに確実なものになります。楽しく踊りながら定義を覚えよう!


2006年1月28日  No.806
  ベテランダンサーを目指して....(3)
  動きをコンパクトに
 どの分野においても、ベテランと言われる人についてよく言われることは、「無駄な動きがない」ということです。スクエアダンスでも同じです。少し外へ広がった大き目のセットと小じんまりとしたコンパクトなセットでは、同じ8人でも各人の動く距離に違いができ、大き目のセットはしだいにコールに追いて行けなくなり、ひいてはセットを壊すことにもなります。大き目のセットでは動きが粗雑になりがちですし、そのぶん8人の体型が見ずらくなります。コンパクト(詰った・こじんまりした・引き締った・小型の)なセットでは、上記の逆で、8人はコールに送れずに的確に動けますし、体型も見やすく、ひいてはセットが壊れる割合も少なくなります。では、セットを小さくすれば良いのか?と言うとそれだけではうまく行かないのです。初心者の多いセットは初めは小さなセットで踊り始めても、そのうちに大き目のセットとなってしまうことが多々あります。1人1人の動きがコンパクトでないからです。狭い所で8人が動くとぶつかり合うのでは、と心配するかも知れませんが、「無駄な動きをしない」なら結構すいすい流れるように動けるのです。ぶっかるのは誰が間違った時だけです。「動きをコンパクトに」「無駄な動きをしない」には、やはり経験が必要なので、高野クン・高橋サン・徳田サンには”無理難題な”アドバイスとなるかも知れませんが、いつも心のどこかに、「あまり大きく動かない!」ぐらいの気持を持って、ダンスに臨んでください。周りのベテラン会員がうまくリードしてくれるはずですし、そのうちに自分なりのコツを見つけられます。そうなれば、動きは自からコンパクトになってきますヨ!


2006年1月21日  No.805
  ベテランダンサーを目指して....(2)
  周りを見る余裕を
 先週のアドバイス「焦らず平常心で!」と結果的には同じアドバイスになるのかも知れませんが、今週は、「周りを見るゆとりで踊って!」について書いて見ます。何度も繰り返しますが、スクエアダンスは8人で踊るダンスです。たかが8人ですが、1人でも”迷子”になると、そのセットは壊れてしまいます。迷子にならないためには、8人の1人1人がきちんと自分の動きを把握して、正確に動くことが必要です。正確に動くためには、1人1人が自分の場所と向いている方向を知らなければならないのです。ダンスを踊りながら、常に自分は今どこに居るのか、どっちの方向を向いているのかを知るために、周りを見ておく余裕が必要となります。「コールを聞いて、その動きだけで精一杯だから、とても周りを見る余裕など、とてもとても・・・・」と思う初心者の気持ちはよく分りますが、慣れてくれば余裕は生れてきます。少しずつ周りを見るよう心がけてください。踊りながら、現在自分はセンターなのかエンズなのか、どっちを向いているのか、今のパートナーは誰なのか、8人の体型はどうなっているのか....等々をチラチラ見ておくと、次のコールの動きを正確に行えるのにとても役立ちます。「木を見て山を見ず」という諺がありますが、スクエアダンスでも、自分の足元しか見ないでチョコチョコ動く視野の狭いダンサーはセットを壊すことになります。たった8人の”小さな山”ですが、山を見ながら踊ることが、スイスイとこのダンスを楽しく踊り続けられることになるはずです。慣れてくると、「周りを見る」が、「周りが見える」ように変ってくるはずです。こうなったら”ベテラン・ダンサー”です!


2006年1月14日  No.804
  ベテランダンサーを目指して....(1)
  焦らず、平常心で.....!
 高野くん、高橋さん、徳田さん、今日からいよいよMSの応用の勉強が始まります。「また勉強かヨ!普通の、ノーマルなMSで楽しく踊れば、それで良いのでは?」と思うかも知れませんが、現実には、MSを5年・10年・20年と踊っている人達が増えていて、こういうダンサーはありきたりのMSでは満足しなくなり、何かひねり・応用・スパイス(薬味)を加えたMSを求めるようになっているのです。スクエアダンスの楽しさの1っである意外性を求め、ハラハラ・ドキドキ感を味いたい、と言う訳です。従って、18期生の皆さんは、ここ数ヶ月の勉強で、1期生・5期生・10期生と同じレベルのベテラン・ダンサーになってもらうために、MSのひねり・応用・スパイスを学ばなければならないのです。勿論、数ヶ月の勉強でベテランになれるはずもないのは重々承知していますが、”ベテランを目指す”ためのヒントぐらいは先輩ダンサーとして教えられる、と思い数回に分けて書いてみます。まず第一に、心がまえとして、平常心で臨んでください。初めてのことにぶつかると、人間誰もが緊張して、焦ったり、慌てたりするものですが、「たかが趣味の世界!」と軽くあしらうぐらいの気持ちが必要だと思います。緊張や焦りは学習効果を低下させますので、あまり力まず、肩に力を入れずに、ゆったりと落ち着いた平常心で臨んでみましょう。この方が自分で理解し納得して、踊られるはずです。毎週1つだけを取り上げますので、あまり負担にならないはずですし、幸い、ウエスタンには4人もコーラーが居ますので、1つのテーマも違った切り口でコールしてくれるはずですから、平常心で臨めば、理解は早まります。気負わず、気楽に、でもしっかりと勉強してください。


2006年1月7日  No.803
  A HAPPY NEW YEAR!
  May all your wishes come true in this new year 2006!
 明けましておめでとうございます!西暦2006年、平成18年、ウエスタン歴18年のお正月も、今日で7日目となりましたが、この年はどんな年になるのでしょうか?昨年は、クリスマス・パーティの挨拶でも言いましたが、JR西日本の福地山線での列車転覆事故、耐震強度擬造の諸問題発覚、小学生の誘拐と殺害、等々目を覆いたくなるような事柄が多発して、暗い世相の一年だったように思えるのですが....。世の中全体が、Easy come、easy go!責任や義務よりも自由が最優先!金をもうけた者が勝組!好き勝手やったモンが得をする!等の風潮に流されている面はあるのでしょうが、個人個人が誠実にきちんと本来やるべきことをやっていたなら、世の中はうまく動いて行くはずなのです。
 ウエスタンの昨年を顧りみると、幸に暗い世相となるような事柄もなく、当初の年間計画を大過なくこなし、まあまあの一年だったように思えます。この中で、5月の17周年アニバの成功は特筆すべきことだった、と思います。新しい会場、予想以上の参加者数、ウエスタン会員のもてなしの気持が一体となって、素晴しい結果をもたらしてくれました。道内の今後のパーティに大きなインパクトを与えた程の成功だったと思います。
 しかし、らくに5セットはできる会員数なのに3セット例会、8月のプラス・ドゥサァドゥ・パーティの開催不可、例年にないビギナークラス定着率の低さ、等の課題も残した一年でもありました。今年もパニエ・ショーのように、一人一人が自分の役目をしっかりやり遂げて、良い一年としましょう!私達のダンスそのものも、8人の一人一人がきちんと踊って成り立つものですが、ダンス以外のクラブ運営でも一人一人の協力がなければ成り立ちません。楽しさはEasy come!棚からボタ餅!ではなく、自分達で作るものです。今年も会員皆さんの協力をお願いいたします。

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